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Bonne journée

良い一日を! これまで見てきた好きな映画、詩、本、京都の街歩きなど、綴っています。




 ハーブティーブレンド ”ショウガ茶  身体が温まります♪” :: 2023/03/08(Wed)

今の季節、
昼間と夜の気温差に
身体がついていかない感じです…(°_°)

この季節には
ジンジャーティーをよく飲みます

乾燥しょうがは
ジンゲロールとショウガオールの
2つの働きで
身体の末端まで血行を促し温めてくれます

温めたティーポットに
しょうがのスライス2~3枚と茶葉をいれ
よく蒸らしてから(2~3分)
カップに注いで、ゆっくり飲みます…( ^ω^ )
(甘みはお砂糖かハチミツを)


しょうが根gingerは熱帯アジア原産
西洋では
2千年も前から薬用として使われています

ハーブティーとのブレンドも…♪
ローズヒップ+しょうがスライス2~3枚
ローズヒップ(バラの実)の効果もプラスされて
風邪ぎみの時や
疲労感が抜けないときなどに飲んでいます

最近よく飲むのが
ほうじ茶とのブレンドです
ほうじ茶は紅茶に比べ
カフェイン含有量が少ないので
眠る前に飲むことも♪

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~しょうがほうじ茶(写真右)~

かなり濃いめにいれたほうじ茶に
しょうがスライス2~3枚、
黒砂糖を入れて甘くすると
ほっこり度がアップするように思います♪

自家製乾燥しょうが(写真左)
生のしょうがより乾燥しょうがの方が
より温まる気がします…(*^_^*)



  1. ハーブ&アロマ
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フランス映画 ~クリクリのいた夏~懐かしい景色 スズランを摘む… :: 2023/03/03(Fri)

「クリクリのいた夏 1999年」
 監督ジャン・ベッケル
原題はLES ENFANTS DU MARAIS
(沼地の子供たち)
フランスでは
200万人の観客を動員した映画です!

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1930年代、
クリクリという名前の女の子が育った
フランスの田舎の村が舞台です。

”私の思い出はあの春に始まる”

大人になったクリクリが
昔を思い出しながら
物語の語り手になっていきます。

クリクリのいた夏1

「いまもおぼえているあの薔薇の香りを…!」

クリクリの記憶の中のやさしい大人たち…、
★復員兵で一人暮らしのガリス、
★クリクリの父親リトン、
★大富豪になり村を離れた老人ペペ、
(演じたミシェル・セローがいい感じです)
★音楽や文学をこよなく愛する男性、
★薔薇の邸宅に住む上品なマダム…。

タイトルバックは深い森の中から…
ガリスがスズランを摘んでいる場面です。
季節は初夏
スズランをブーケに束ね
町まで売りに行くのですが

村の住人が言います。
「人は貧しくても、じゃがいもよりスズランを買う」

リトンが答えます
「スズランはじゃがいもより夢があるからさ!」

2クリクリのいた夏

時おり翳りもみせるガリスですが、
他者への
いっぱいのやさしさを持った男です…☆☆

森や池から日々の糧を得、
沼のほとりで
親しい仲間とワインを酌み交わす
小さな衝突もあり

それぞれが
寂しさや哀しみも抱えながら
沼地での暮らしの日々が
過ぎていきます…☆

人が生きることの懐かしさのにおい

幸せな気持ちが残る映画です…☆☆

 ***

フランスでは、
5月1日のすずらんの日(JOUR des MUGUETS)に
愛する人、大切な人にスズランを贈ると
幸せを呼ぶと言われています♪♪



  1. 映画ベスト
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谷川俊太郎 ~おとうさん~ おとうさんでも ころぶんだ :: 2023/02/28(Tue)

「 おとうさん」 

おとうさんが ころんだ
おとうさんでも ころぶんだ
わらっちゃった でも
すこし こわかった

ほっぺたを すりむいて
はずかしそうな おとうさん
へいのうえで ねこがみてた
しっ あっちへいけ!

谷川俊太郎詩集より

郢ァ・ケ郢晏セ後・郢晄鱒繝サ繝サ閭・onvert_20120317180820_convert_20130525113347

谷川俊太郎さんは
なにげない日常の一瞬を
怖いくらいの感性で
とらえてしまいます。

「父と息子」をテーマにした
いい詩がたくさん~!

なかでも
この詩は大好きな一篇です。

胸がいっぱいになります…☆☆


  1. 好きな詩から
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京都何必館~エリオット・アーウィット展に行ってきました♪ :: 2023/02/25(Sat)

Elliott Erwitt エリオット・アーウィットの写真展
ずっと見たいと思ってました♪

京都何必館・京都現代美術館は
四条から歩いて~
八坂神社手前あたりです

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よく訪れる美術館です

全60枚、4つのテーマに分けて
展示してありました

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★一瞬の劇場★小さな隣人
★子供の情景★時代の証言者
より興味深く鑑賞できました…♪

ライフワークともいわれている
犬たちの写真…和みます♪
犬の写真の絵葉書セット買いました♪

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最上階には小さな光庭があります
しばらく休憩して外にでました
ゆっくり~いい時間を過ごせました♪

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  1. 京都鴨川
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京都御池通り~早咲きの桜が綺麗です♪ :: 2023/02/24(Fri)

鴨川、丸太橋の堤を歩いてきました

鳥たちの姿は
今朝はちらほら程度でした

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鷺が静かに
たたずんでいました☆

御池通り方向へ
柳馬場御池角の冬桜です

毎年
12月ころには咲き始めてます
久しぶりに眺めました♪

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まだまだきれいです♪
冷たい冬空に~
優しい色は和みます~(*^_^*)

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寺町通りを通って~
天性寺さんの
掲示板の言葉です

”つつましく
けちけちせずに
のびのびとして
くよくよしないで”
 ~山頭火~

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心に刻んでおこうと思います…☆☆




  1. 京都鴨川
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【シネマ】~過去のない男~人生は前にしか進まない :: 2023/02/14(Tue)

「過去のない男」2002年公開のフィンランド映画 (日本は2003年)
監督=アキ・カウリスマキ
2002年カンヌ国際映画祭グランプリ、主演女優賞受賞、
サン・セバスティアン国際映画祭国際批評家連盟賞、
ハンブルク映画祭ダグラス・サーク賞など、
多くの賞を受賞しています


数年ぶりに鑑賞しました
タイトルからくる重暗しさは感じない映画です
むしろクスッとしたユーモア、おかしさがあります

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夜行列車に乗ってヘルシンキへとやって来た男 
暴漢に襲われ、
そのショックで全ての記憶を失ってしまう

男は海辺のコンテナハウスに住む
貧しい一家に助けられます

 この家の主人が男に言います

「人生は後ろには進まない 過去に進んだら大変だ」

熱いセリフやドラマティックな展開はなく
静かに、ゆるくストーリーが進みますが
そのなかに確かな時間の流れがあります

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警察や職安など
社会のルールは男には冷たいけれど、
隣人たちは
男の名前など知らなくてもかまわない…☆ 

 コンテナの主人が男に言います
「給料が入ったからビールをおごるよ 
それくらいなら妻にばれないだろう 多分…」
 
男は出がらしのティーバックを
レストランに持ちこみ
「お湯はいくら?」と尋ねる
店の人は「無料よ」と無表情に答える
そこかしこに
やさしさとおかしさがあります…☆

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出演した犬(役名ハンニバル 名前はタハティ)も
カンヌ映画祭のパルムドッグ賞を受賞♪
出番はさほど多くないですが、
素直ないい演技(?)でした ♪

クレイジーケンバンドの「ハワイの夜」
が挿入歌で流れます♪♪

お金はなくても十分楽しく生きていける
人生すてたものではない

悲壮感を感じさせない
観終わったあとの不思議な温かさ…
じんわりと余韻が残る映画です…☆☆








  1. 映画ベスト
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乳香 ~ 呼吸をゆっくりと ☆ 平常心に ~ :: 2023/02/13(Mon)

好きな香りです♪
乳香=英語名はフランキンセンス 
古代の儀式を感じさせるような
神聖な香りですが
重すぎず、すっきり感もあります

旧約聖書によると、
キリスト誕生の際、三人の賢者の貢物の中には
乳香(偉大な預言者の証)
黄金(偉大な商人の証)
没薬(偉大な医師の証)
が入っており、
キリストは乳香を手にしたといわれています

薫香としての乳香の歴史は古くて
古代エジプト時代から寺院で焚かれていました
現在も宗教儀式のなかで、
教会のミサの時など、
この習慣は残っています


写真右が乳香の樹脂
乳香の樹脂を燻すと
教会のような広い空間でも
香りが広がります

左のビンが乳香の精油
精油は乳香の樹脂を
水蒸気蒸留法で抽出して作ります

乳香1
後ろがローズマリーの枝です
冬の間もベランダで枯れずに
がんばっています♪

乳香は
お肌にも大変頼りになる精油です♪

新しい皮膚の細胞の成長を助け
他にも収斂作用、消炎作用、皮脂のバランスの調整など
手作りクリームにもおすすめです

呼吸をゆっくり深くさせる力があります
また、不安を追い払い、感情を鎮め、
平常心に戻す手助けをしてくれます

四季を通して
そばに置いておきたい香りの一つです♪♪

  1. ハーブ&アロマ
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好きな詩から~南の絵本…種をまく人のあるく速度で~☆ :: 2023/02/09(Thu)

   ”南の絵本”

いそがなくたっていいんだよ
オリイブ畑の 一ぽん一ぽんの
オリイブの木が そう云っている

汽車に乗りおくれたら
ジプシイの横穴に 眠ってもいい
兔にも 馬にもなれなかったので
ろばは村に残って 荷物をはこんでいる

2オリーブ

ゆっくり歩いて行けば
明日には間に合わなくても
来世の村に辿りつくだろう

葉書を出し忘れたら 歩いて届けてもいい
走っても 走っても オリイブ畑は
つきないのだから

いそがなくてもいいんだよ
種をまく人のあるく速度で
あるいてゆけばいい

     岸田衿子詩集「いそがなくてもいいんだよ」より

8オリーブ

異空間の世界に入ってしまいました…☆
遠い異国の知らない国から、
「ゆっくりでいいよ」と、
語りかけてもらっているよう…☆

疲れて
日常から少し離れたくなったら
岸田衿子さんの詩の世界に
おじゃましてます…♪♪


  1. 好きな詩から
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二月の京都御苑~梅が咲いていました…♪ :: 2023/02/03(Fri)

久しぶりに
京都御所まで行ってきました

富小路口から入ったあたりは
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まだ冬景色でした

御所の南西方向に位置する
梅林まで来ました♪
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出水の小川そば
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見ごろはこれからでしょうか
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曇った空に紅梅が映えます

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二月の空気を感じながら
ホッとベンチでひと休み…♪(/・ω・)/ ♪

拾翠亭まできました
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九條池の鴨たち
元気に泳いでいます♪
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帰り道は 寺町通りを通って♪

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寺町通り御池角の和菓子屋さん
かわいい季節のお菓子が置いてありました
 
節分に因んで ”笑顔”


  1. 京都鴨川
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~二月のうた~ ”うす曇りのこの午後に…” :: 2023/02/01(Wed)


二月になると、思いうかぶ詩です…☆

「二月のうた」

鳥は空を飛んでゆく
魚は水に泳いでいる
私は地上でいったい
何をしているのだろう

そう
私はたとえば あなたに
花を贈ることができる
鉢植えの黄水仙を

うす曇りのこの午後に
あなたを見つめて―
それは歴史とは
何もかかわりもない事だけれど

それはまったく
それだけの事だけれど

谷川俊太郎詩集「魂のいちばんおいしいところ」より

3黄すいせん

うす曇りの二月の午後に
黄水仙を贈る…

いいな…♪ 
って思います

”それはまったく
それだけの事だけれど”

谷川俊太郎さんの
詩の世界観が好きです…♪

鉢植えの黄水仙、
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昨日、近所のお花屋さんで
自分のために買いました…((^∀^*))

  1. 好きな詩から
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