”あしたも、きのうも、遠く離れている”
「三月の末のあるよくはれた穏やかな日のこと
スナフキンは小鳥のさえずりを聞きながら
誰にも会わずに
一日中歩いてきました。
……
心にはなんの気にかかることもなく
林は気持ちがいいし、
お天気はすばらしいし、
スナフキン自身はしあわせでした。
あしたも、きのうも、遠く離れていました
お日さまがきらきら
しらかばの林の間に輝いて
風はやわらかく、さわやかでしたもの……」
「ムーミン谷の仲間たち」より
フィンランドの森に
ゆったりとした時間が流れています…

「ムーミン谷は誰でも安心していられる谷
木登りによい木があるし、秘密の場所もある」 BYムーミン
フィンランドの作家トーベ・ヤンソンさんが
つくりあげた”ムーミンの世界”
物語のなかで、異色の存在は
なんといってもスナフキンです。
彼を語るのに欠かせないワードのひとつが”自由”
自由と孤独を愛し、音楽を奏で、
旅を続けるボヘミアン…それだけで心ひかれます…♪♪
~スナフキンのプロフィール~
自由と孤独を愛し、言葉少なく思慮深い
一人気ままなテント暮らしをしている
大切にしている持ち物はハーモニカ
父親の名はヨクサル(ムーミンパパの昔の冒険仲間)
母親の名はミムラ夫人(ミムラ族) 異父姉にミムラ姉さんとミーがいる
一人が好きなスナフキンもムーミン一家といるときは気にならない
(それは自分をありのままに受け入れてくれるから)
VOL2に続く
- ムーミン谷
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